fukuwaucchan’s blog

海外旅行大好きな主婦の旅日記

寄港地ランキング<地元の人柄編>

世界1周とは言うものの、各寄港地では一日のみ停泊する場合がほとんどで、長くても2日間なんです。だから地元の人達と交流することはほとんど出来ません。

そんな中でそれが出来て地元の人柄が垣間見えた寄港地があったので紹介します。

 

No.1   ポルトガルリスボン

   路面電車やエッグタルト、コルク製品などで有名なリスボン。ひととおりそれらを満喫した後に、お昼ご飯を食べにガイドさんから紹介されたレストランに行ってみると、そこは地元の人であふれかえっていました。隣の年配のグループが窮屈そうにしていたので、ちょっとこちらのテーブルをずらして、空間を空けてあげました。すると、まあ人懐っこいおばあちゃん、おじいちゃん達がべらべらしゃべりかけてくるではありませんか。英語とポルトガル語が混じって分かりずらかったのですが、なんとか受け答えしました。聞くと裁判官のOBの集まりというではありませんか。私達が船で来たというと興味深々に「どこを通って来てどこへ向かうんだ。」など色々聞いてきます。

そして一緒にワインで乾杯。それも何度も何度も。「有名なポルトワインはもう飲んだか?」「いやまだよ。」などと言っているとお店の人がそれを聴いていたのか、ポルトワインを持ってきてくれました。「頼んでないよ」というと、「店のおごりだよ」ですって。そしてまた皆で乾杯!!一緒に写真も撮りました。

こんな風に思いがけず楽しいひと時が過ごせたのは、やはりポルトガル人の陽気で人懐っこい人柄のおかげです。ありがとう!!

 

No.2  スペインのバレンシア

  ここはバレンシアオレンジが有名なところです。なんだか明るい雰囲気の街をるんるん気分で散策していた時でした。変わった衣装を着たおばちゃんが何人かいたので、「何のためにそんな恰好しているの?」と英語できいてみました。するとスペイン語でべらべらと答えが返ってきました。わからなかったので頭をかしげると、一生懸命に身振り手振りで説明してくれます。でもやっぱりほとんどスペイン語だったので想像力を働かせてなんとか理解しました。どうやらその日はあるイベントがあって、「この衣装を着た人達が人間タワーをやるよ。午後1時くらいからあっちの広場でやるから観においでね。」ということだったみたいです。嫌な顔ひとつせず、始終笑顔で答えてくれて一緒に写真も撮ってくれました。

ちょとした質問にも丁寧に答えてくれるのは国民性でしょうか?しかも陽気ですぐにでもお友達になれそうでした。私がスペイン語がわからなくてもお構いなしにしゃべり続ける根性も見上げたものです。そして言葉なんてわからなくても人間同士一生懸命に語り合えば分かり合えるんだということもわかった瞬間でした。ありがとう!!

 スペインかポルトガルに住んでみたいなぁと思わせてくれた寄港地でした。