今日は世界史でならったあの有名なアルハンブラ宮殿に行きます。わくわくです！
見かけは地味ですが中身は相当きらびやかでした！！
ペニスコラ城とバレンシア
バルセロナを後にして、今日はバレンシアへ向かいます。途中ペニスコラ城に寄りますした。城内では城を守る騎士団の寸劇をやってましたがスペイン語なのでさっぱり分からず、ただただ海の景色を眺めるだけでした。帰り道バルで一杯ひっかけます。イワシのフライをつまみに地元のビールが美味しいこと。
１５時半頃ようやくバレンシアに到着。遅い昼食をとります。この昼食のみツアー代金に含まれます。バレンシアと言えばパエリアです！！巨大なレストランには地元のお客さんでいっぱいです。ということは美味しいんです。
バスツアー参加
3日目のバルセロナです。この日から1週間はJTBのスペイン周遊バスツアーに参加します。大型バスでらくらく観光地まで連れて行ってくれて、日本人のガイドさんもつきます。朝食付きホテル宿泊代も含めて1日一人２万円くらいなのでとてもお得です。
コースは色々あるのですが私達が選んだのは、バルセロナからバレンシア、グラナダを経て、ロンダ、セビリア、コルドバ、コンスエグラ、そして最終目的地マドリードまでです。
参加者は全部で12人。若いカップルから年配カップルまでさまざまです。皆さん旅好きなのは共通で、顔を合わせると今までここが良かったとか、なにがお得だったかとかそういう情報が飛び交います。
大型バスに１２人しか乗ってないので、多分採算は合わないと思います。今年から始まったツアーなのでまだまだ周知されていないのだと思います。これから個人旅行が増えるだろうと踏んでの試みなのでしょう。
さて、朝から美味しいホテルの朝食を食べた後、今日はバルセロナのモンジュイックの丘に行ってそのあとまたサグラダファミリアです。いよいよ中に入場します。昨日はデモで入れなかったみたいなのでラッキー！！
午後には解散。カタルーニャ広場で降ろしてくれたので、近くの人気のバルに行きます。レモンジュースの入ったビールとピンチョスを2つ注文しました。
これで結構お腹が膨れます。お店を出てしばらく海岸へウォーキング。今日は土曜日なので人がいっぱいです。こういう時はスリに気をつけないといけません。バッグは前に持ってあんまりきょろきょろしないように気をつけます。海岸に出ると、蚤の市がいくつも出てました。残念ながらアンティークな物を見てもあまり良くわかりません。掘り出し物を見つけられたらいいんですが、結局買わずじまい。
コロンブスの塔を見た後、早めにホテルへ帰ります。後で聞いたのですがこの後またデモがあったようで地下鉄も閉鎖されたようです。早く帰って良かった！！
デモに遭遇！！
2日目はバルセロナで一番の繁華街へ。デパートもあります。屋上にはビュフェ形式の展望レストランがあるというので行ってみました。12時前なのに窓際はもう全部埋まってます。ここのイカ墨パエリアは絶品でした。
その後メインストリートを歩いて、ガウディ作のカサミラやカサバトリョの建物を外から見学。するとなんだか人がたくさん集まってきます。背中にはカタルーニャ地方の旗をしょって。どんどんメインストリートが人で埋まってきて行進を始めたではありませんか！どうやらカタルーニャの独立を求めるデモのようです。
日本に居るときからニュースでは知ってはいましたが、目の前で遭遇するとは！！私達はこの後すぐ地下鉄でホテルに帰りましたが、地下鉄もデモ関係の人で超満員でした。
この日の夜のスペインのテレビでは夜まで続いているデモの様子が映し出されていました。何かを燃やしたり、警官と衝突したり、結構過激なものでした！あのまま夜まであのメインストリートにいたら危なかったみたいです。後でわかったのですが、サグラダファミリアもこの日は閉鎖されていたそうです。きっと地下鉄もあの後閉鎖だったかもしれません。セーフ！！
バルセロナにいます！
一昨日からスペインに来ています。バルセロナからマドリードまで12日間かけて周る予定です。バルセロナ4泊、バレンシア1泊、グラナダ1泊、セビリア１泊、マドリード４泊です。昨日はさっそくサグラダファミリアへGO！地下鉄の１０回券を買ってこれを２人でシェアしました。今バルセロナではデモがあっていて地下鉄に乗るのは危険だったのですが、このことを知ったのは後のこと。怖いもの知らずでこの日は計4回乗りました。
こんなに荘厳だとは思いませんでした！やはり実際見てみるものですねぇ。
朝ご飯がまだだったので、近くのカフェでブランチをとります。
午後はネットで予約していたグエル公園へ。徒歩で無料シャトルバス乗り場まで行きます。14時からの入場が決まってますのでちょっとでも早いと待たされます。
どちらもガウディの作品です。ユニークですね。
広い公園内を歩いた後は少し早めの夕食を取りに海岸へ向かいます。
初日のディナーということで食べたいものばかりです。でもスペインと言えば魚介でしょうということで海に近いレストランを選びました。
店員さんもあきれるほど食べました！あー大満足！
腹ごなしにピカソ美術館まで歩きます。これもネットで時間を予約してました。今日は木曜日なので18時から無料なんです！やったー！予約してないともちろん入れませんのでご注意を。
ピカソの絵ってとても奇抜なものを連想しますが、若いころはラファエロみたいな繊細な絵を描いてたんです。親友が自殺した後はしばらく暗い絵も描いてました。いろんな時代があったんですね。カラフルな色使いの時代が私は好きです。
美術館を後にして今度はまたサグラダファミリアへ。20時からライトアップされるんです。
素敵ですね！これで満足。ホテルへ帰ります! ホテルはサンツ駅の上部にあるのですが、駅周辺にはデモの影響で警察官でいっぱいです。でもかえって安心かもとお気楽に眠りにつきます。
マチュピチュ満喫！！
昨夜はゆっくり眠ったせいか体調万全！今日は終日マチュピチュ遺跡観光の日。朝食は今までで一番のごちそうバイキング。美味しいソーセージやフルーツ、ヨーグルトもあり大満足！でもコーヒーはやっぱりブラジルの方が美味しかったけど。
バスでくねくねの道を３０分。標高２４００メートルのマチュピチュ遺跡入口に到着。遺跡の中にはトイレはないのでそこにある有料トイレに必ずいかされます。そしていよいよ遺跡の中へ。しばらく歩くと見えてきました。幻の空中都市マチュピチュが。少し霧がかかってますがそこがまた幻想的です。
こんな山の上に美しく整えられた街があったのです。じゃがいもやとうもろこしが植えられていたという段々畑も広がっています。リャマたちが草を食み、そのフンを燃料にして火を焚き、太陽を崇拝し、きっとここに住む人々は下界から離れたこの理想郷でごく自然で人間らしい生活を送っていたことでしょう。
しだいに霧が晴れてきてくっきりと遺跡の全貌が見えてきました。なんと整った街並みでしょう！２階建てだったという家の跡もあります。窓や棚も美しい石組みで作られています。生活用水を供給する水路もみられます。
お昼は遺跡入口にある高級ホテルのサンクチュアリロッジでとり、午後からは再びマチュピチュに入りインカ道ハイキング。往復３時間かけ標高差２５０メートルの太陽の門へ登ります。軽いハイキングとは言え、途中からは結構な急な坂道です。でも鳥のさえずり、美しい花々のおかげで気持ちよく登れました。ガイドの梅野さんも相変わらず冗談をとばしてくれて楽しいハイキングとなりました。この太陽の門はクスコからのインカ道でつながっています。こちらの道ははるかに長く３泊４日ほどかかるようです。
ちょうどイギリスのグループが到着したところで、皆で手をつなぎあって達成感をかみしめていらっしゃいました。たぶん途中に宿泊施設などなくテント泊だったと思います。「おめでとうございます！！」と声をかけると疲れ気味の顔がゆるんでました。
５時には宿に戻りシャワーを浴びた後、バーでいっぱいひっかけました。ペルー名物カクテル「ピスコサワー」の美味しいこと！
周りを見渡せば欧米人でいっぱいです。英語、ドイツ語、フランス語が飛び交い皆陽気にお酒を楽しんでます。インターナショナルだなぁ・・
夕食の時間になったのでレストランに移りこんどはクスコビールで乾杯！美味しいポテトサラダとます料理をつまみに。ああ幸せ！！
明日はまた早朝出発なので９時には就寝。このツアーは早寝早起きが鉄則です！！
クスコからマチュピチュへ
標高３４００メートルのクスコに到着。思ったほど苦しくありません。
旧市街地では石畳の道路が傷むということでバスでは移動できず、雨の中歩いて街中を観光しました。クスコに住んで４０年というベテランガイドの梅野さんが、「笑うほど高山病になりませんよ」と言って良く冗談を言って笑わせてくれ、おかげでなんともありませんでした。それにしてもこんな高いところに３０万人も住んでいるなんて・・結構な都会です。
ペルー人は気性が荒いようです。まず車の運転中すぐにクラクションをならします。皆いっせいにならすのでうるさくて。人が横断歩道を渡っていても止まってくれないし。気をつけないとはねられちゃいます。
もう一つ気が付いたこと。それは野良犬が多いことです。でも驚くことにどの犬も人懐こくて、穏やかなんです。あちこちにのんびりと寝そべっていたり、噴水の水を飲んでいたり、自由を満喫しています。お互いけんかすることもなく、人にいじめられることもなく、なんて幸せな犬達でしょう！
さてクスコをあとにしてマチュピチュ行き列車に乗るためオリャンタンポという町へバスで向かいました。スピード狂の運転手さんで山道をがんがん走ります。もちろんクラクション鳴らしまくりで。あわただしい昼食を途中のレストランでとり、３時半頃オリャンタンポでマチュピチュ行き展望列車に乗りました。１等車ではペルーっぽい彩色のテーブルクロスがかけられたテーブルを４人で囲み、途中ザッハトルテのようなケーキと飲み物が出てきました。紫とうもろこしのジュースが美味しかったです。
約１時間半後、マチュピチュ村に到着。「エルマピ」という村一番だと言うホテルに泊まりました。夕食は名物の牛肉と野菜の炒め物。夕食後村のお土産屋さんでベビーアルパカのマフラーと帽子を購入。２点で７０００円。日本で買うより断然安いと思いました。ふわふわで柔らかく良質です。それはそうです。アルパカの赤ちゃんの毛で編んだものですもの。この店には日本人店員もいるし円でも買えました。
今までで一番ゆっくりした夜となり久々に夜も熟睡。明日はいよいよツアーハイライトのマチュピチュ遺跡！！楽しみ！
